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ハラスメント対応って何をすればいいの?
想定される問題と対処法について!
「ハラスメントって具体的にどう対処すればいいんだろう」
「最近はいろいろと厳しくなってるけど、何から始めればいいかわからない」
労務・労働問題は、企業経営をおこなっていくうえで避けては通れませんが、具体的にどのような問題に対応すればよいかはよくわからないですよね。
そこで、このページでは、ハラスメント対応について、具体的に想定される問題と対処法を一緒に見ていきたいと思います。
1.ハラスメントに関して想定される問題
ハラスメントに関して想定されるトラブルは、セクハラやパワハラなどです。
業務とは関係ないハラスメントのトラブルが発生すると、従業員としては働きづらくなり、企業にとっても良くありません。
それでは、実際にはどのように対処するべきなのでしょうか。次で見ていきましょう。
2.問題に対する対処法
(1)ハラスメントに関する研修をおこなう
まず、ハラスメントに対する意識を高めてもらうため、ハラスメントを防止する研修をおこないましょう。
ハラスメントをする人は、それがハラスメントに当たることを認識できていないことがあります。時代によって人々の意識も変わってくるため、嫌がらせと感じることも変化します。
最新のハラスメントと感じられることは何なのか、常にアップデートすることが大切です。

(2)会社のハラスメントへの姿勢を示す
どのようなことがハラスメントに当たるのか、どうやったら防げるかの研修を終えたら、次は会社としてハラスメントは許されないという姿勢を示しましょう。
具体的には、朝礼の時に毎日啓蒙したり、社内報に載せたり、壁に貼ったりなど、従業員や役員が常に意識できるような環境を整えることが重要となります。また、相談窓口を設置して、重大なハラスメントになる前に解決するのも効果的です。

(3)発生時の責任や処分を明確化する
最後は、発生時の責任や処分を明確化することです。
会社のハラスメントへの姿勢がわかっても、実際に発生した時にどのような責任を負ったり処分が下されるか不明だと、効果があまり期待できないかもしれません。
就業規則の中の一般的な規定でも対処できますが、ハラスメント独自の規定を作り、運用するのも1つの方法です。
3.注意点
ハラスメントは人の感じ方によるところが大きく、対策するのが難しい分野でもあります。
ただ、最近は特に企業のハラスメント対策が重視されるようになっていて、ハラスメントの問題にしっかり取り組むことは、企業価値向上にも非常に重要です。
法令を遵守し、より企業を発展させていきたいなら、一度弁護士にハラスメント対策のことを相談してみましょう。
4.まとめ
- ハラスメントに関しては、セクハラやパワハラなどのトラブルがある。
- ハラスメントに関する研修をおこない、処分規定などを定めて企業の姿勢を示すのが大事。
- しっかりしたハラスメント対策をしたいなら、早めに弁護士に相談するのがオススメ。
「ハラスメントはダメとしか言ってこなかったから、研修しないといけないな」
「ハラスメントが発生した時に、どういう規定で責任追及や処分をしたらいいか不安」
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